〇新商品リリース
2軸スキャナシステム「TEB-SF-ELASER」
2025年5月22日(木)より、販売を開始いたしました。
洗浄範囲を事前にプログラミングすることで、誰でも簡単に安全かつ高精度な洗浄作業を行うことが可能に。
勘や経験に依存しない、新たな洗浄手法の確立をお手伝いします。
▼洗浄動画はこちら▼
「TEB-SF-ELASER」(2軸スキャナシステム)によるSUS板上の塗装除去
「TEB-SF-ELASER」(2軸スキャナシステム)によるダンボール上の塗装除去
特に
・ゴムや樹脂の金型
・スクリーン枠
の洗浄にお困りのお客様に最適な装置です。
詳細につきましては、コチラをご覧ください。
〇レーザークリーニングとは
レーザークリーニングとは対象物にレーザ光を照射し、対象物の表面から汚れを除去する手法です。 従来の洗浄手法と比較すると、レーザークリーニングは地球環境に優しく、労働環境をも改善し得る洗浄手法として、近年国内で注目されている技術です。
こんな洗浄のお悩み抱えていませんか?
レーザークリーニングは環境にやさしく維持コストも削減することが出来、且つ作業者への負荷も軽減させることが可能な技術といえます。 さらに、当社のレーザークリーニング装置はシステム化にも対応しており、洗浄工程を自動化し省人化をも可能にします。
国内でも環境問題や作業者の労働環境改善に取り組む企業が増加しており、レーザークリーニングはそれらを解決し得る新たな洗浄技術として注目されております。
レーザークリーニングの除去原理
レーザクリーニングは蒸発及び衝撃圧力という2つの原理を利用して母材表面に付着した汚れを除去します。
ダメージレス洗浄の仕組み
レーザークリーニングは、最適条件下ではダメージレス洗浄を実現します。レーザで汚れを除去する場合、汚れと母材の反応するレーザ耐久性(※)の差を利用します。この耐久性が「母材」>「汚れ」であれば、基本的には母材へダメージを与えることなく洗浄可能です。
(※ レーザ耐久性:レーザエネルギーの吸収率、耐熱性、モノ自体の厚み)
※当社にて独自に定義している表現です。
一方で、「母材」<「汚れ」のように、汚れのレーザ耐久性が母材より上回る場合は母材へダメージを与えてしまうことになります。また、レーザのパワーが足りなければ母材にダメージを与えませんが、汚れ自体を除去することも不可となります。ただし、母材へのダメージが許容される場合はダメージレス洗浄よりも洗浄スピードを優先させた条件設定でクリーニングすることも可能です。